のんびり自分のオカルト体験書いとく69

今日は、簡単な付喪神の製造方法を教えるな。
まず前提として、精神性が高く霊能力者と呼んで差し支えない程度に霊能力があること。
次に、命を吹きこむ物を用意します。底面がしっかりしてる物だと、魂が定着しやすいから陶器類とかでも可能ですが、その際は陶器に顔が描いてある物を用意して下さい。ぬいぐるみは、底がしっかりしてる物か全体の造りが、がっちりしている物じゃないと難しいですね。
こけしとかは、付喪神として意思が宿る前に幽霊が憑きやすい物なので、正直向いてません。
更に、選んだ物を毎日、使うか語りかけます。
物が意思を持ち始めます。以上。悪用厳禁やで!

 


霊能者あるあるやと思うんやけどさ~~~、日常で使っていた物がうっかり霊的に成長して意思を持ち始めたりとかさあ、あるやん?えっない?嘘、あると言って下さい!これ、少ないですが私の愛情です💛お願いします、あると言っておくれやす~!


あれは、今から数年前の出来事なんやけど。
当時ワイの職場では、かつての横綱やった人の顔がプリントされた湯呑を使ってたんよ。なんでも、その職場に横綱やった人が記念講演をしにお見えになった際、頂戴した物でもれなく職場全員の人がそれを使っていた状態だった。
私は一人『いや~普通の人が使ったら何ともないとないと思うけど、私が使ったらアレやん???このお湯呑み、付喪神化するかもしれへんのに!しかし職場全員がこの湯呑を使っているのに、私だけマイカップ持参は、明らかに浮く。よなああ』そんな感じで私専用の横綱の顔がプリントされた湯呑を使うことになった。
その職場では、幸い?な事に自分が使う湯呑は全部、自分で洗って片付ける制度が浸透していた為、私の湯呑は私だけが使っていた。勿論、男性であっても自分のカップを洗うのだ、しかも老若男女問わずである。お客様が来た時だけ、女性陣が対応しお茶くみと茶器類の後片付けを担当していた。


ある日、お客様用のコップと自分のカップを一緒に洗っていた時の事だった、その日は仕事が立て込んでいて少しイライラしながら洗っていたのがよくなかった。洗い上がったコップを持ち上げた途端、自分用のカップの側面にお客様用コップの底が当たってしまったのだ。カップが倒れる!そう思った瞬間「ピィイイイイイイイイイイイイ」カップが叫んだと思うくらいの高周波が発せられた。永遠に続くのではないかと思うほど、その音は高く長く続き、音の余韻が空間に全てはけきった頃、ずくっという音と共に私が使っていたカップが、まるで日本刀で試し切りをされた案山子みたいに袈裟斬りにずれて横綱の顔が上下に泣き別れた。
あまりの事に驚いて別れたカップの上の方を持つと、いきなり横綱の向かって右の眼から涙が流れ始めたので、慌てて「拭かないと」そう思い、涙をぬぐったら。ぬぐった先から強烈な光が発光し、辺り一帯を光で包んだ。浄化されたとか、そういった事は全く無かったけれど。
カップがいつの間にか付喪神化していたらしく、どうやら先ほどの発光は、カップに溜まっていた貯蓄エネルギーが放出されたもののようだった。カップは、残念ながらそのまま廃棄。
結果、自分は、家から持って来たマイカップを使うようになったのでした。


聖母マリアの像が涙を流したとか、よく聞くけど。お相撲さんの顔が描かれた湯呑みも、二年以上つかったら涙を流すようになるんだと思いました。
結論から書くと、聖母マリアの像じゃなくても霊能力が高い人が顔が描いてあるコップを使うと、そのコップに書いてある顔から自然と涙を流すようになります。もしかしたら、涙を流す人形なんかは元の持ち主が霊能力が高い人だったのか、あるいは人形の製作者が霊能力が高い人のどちらかではないかな?と思いました。涙を流す聖母マリアも恐らく、このパターンのいずれかだと考えられます。


それ以前に、血涙を流す聖母マリア像の写真をいくつか見たことがありますが、明らかに動物の血が塗ってあるヤツとかがあって、もうこれ呪物じゃね!?呪物だよ!真に怖いのは、人間であったかと思いました。そんな訳で、この話しはここまで。

 


人怖ネタで締めたので、人怖のショートネタを続いて書いてくわ。
メンヘラとかヤンデレとか、田舎に住んでいるとそういった人たちは都会特有のポケモン?みたいに感じてたんだけど。一度だけ、メンヘラだと思われる殿方に合コンでお会いした事が御座いますわ。
その人は、福岡県から転勤して来た方で、雰囲気や口調がものっすごく優しくて丁寧だったから合コン会場の女性たちから人気があったんだけれど。兎に角、常に彼の背後が非常に色々なものが憑きすぎててもわっとしていたし、明らかに尋常じゃない量の生霊とか恨みを背負いすぎてる感じがバッシバシに伝わってきた。
そして、彼が異性と話し始めるとどこからともなく女性の生霊が現れて、彼がどんな奴か教えてくれた。出会った初日で必ずベッドインしたがるし、お酒を飲ませてかなり強引にセッに持ち込む事や、彼自身は優しく趣味とか色々聞いて来る傍ら、生霊が喋る内容のあまりの犯罪じみた内容に、ただひたすら『怖ぇえ』と泣きそうになりながら、聞いてました。そうやって肉体の繋がりから、心を縛る存在が少なからず男性にも女性にも必ずいることを学んだ合コンでした。
人って、最後に何が残るかと言うと体じゃなくて魂、要は心だから。体を先に落としたがる人は、その人の肉体に飽きたらすぐに次の人へ行ってしまうって事をよく覚えておいて下さい。特に男性が肉体から来る快感に取り憑かれた場合、一生若い子の肉体を追い求めるようになってしまうのと、心との繋がりを求めた場合すぐ面倒くさく感じてしまい、サッサと新しい彼女の元へ行ってしまうのもこのタイプですわ。よっぽどの事がない限り、変われないタイプである事も併記しておきますね。

 

今回も最後まで、お読み下さり誠にありがとうございました。