のんびり自分のオカルト体験書いとく82

東京には、個人的に絶対行きたくない場所があるんじゃがポテト(単純に幽霊が多すぎるし、東京自体が極端に人が山盛りいるせいで土地の自浄作用を超えた量の人が排出する瘴気が5~6階の高さまで、積りに積もりまくっているせいで街自体歩きたくないってのもある)それが、池袋と渋谷と新宿なんやけど。
テレビで、この三つの街をいつ見ても百鬼夜行してるなと思う、正に知らぬが仏よ、ホンマ。この3つの街で生まれ育って、これらの街が大好きな人は、ごめんなさい。とは言え、そのままの貴方で居て欲しい、とはちょっと思えない位この街には化け物が多すぎるんよ。


自分が所用でしぶしぶ、池袋に宿泊した時のこと。
ホテルの宿泊階が10階以上だったから、まあ大丈夫かな?そう思ってたんや。
せやけど、その認識が甘かったんよ。
夜、夢を見た。
インド系の邪神が、インドにおける原初の民である男女が就寝中に長々と呪いの言葉を浴びせかけている夢。
どうして、そんな夢を見たのかと言えば、男女に対しかけられていた呪いと同じ呪いを寝ていた私に対してかけていたからだった。
寝ている私の魂に向けて、耳元でかなり明確な意思と声で何者かが囁いているのが判った。一体、私に対し何を言っているのだろうと思って少し耳を傾けてみたら、おぞましい程の呪いの言葉をずっと吐いていた。
慌てて飛び起きたら、ドス黒い影のような存在がベットの上から刎ね飛んで部屋から外へと飛び出して行く。
い、池袋こわすぎ~~~~!
あんな邪神が潜伏してたら、普通は!気づくはずなんよ。この街、邪神おるな~って多少なりとも気づくもんやねん。全く気づきませんでした。池袋やべぇもんが潜んでんな、くらいに思ってたら。まさかの邪神!
池袋の瘴気が濃すぎてぇえええ、土地的にも弱いから尚更、そういった存在が隠れやすいのは知っとたけど邪神おるとか早よ教えてたってや~って感じやったわ。
お陰で、その後は一睡もできずに朝を迎え、速攻、東京から帰宅したわ。ホンマ、皆さん池袋の邪神には気をつけたってや。間違いなくヤベェもん住んでるわ、あそこ。ソースは俺!タコ焼きとお好み焼きが好きで、ソース味が大好きなワイが言うんやから間違いないで!この話しは以上やで。

 

実は、こっそり明かすんやけど今生では20代の時に死神やってました。以上。
以上ってなんやねん!ちゃんと説明せんかいッそう思われたかと。します、必要ないかもしれませんが、説明しちゃうぞ~。
まず、死神の仕事を解説しちゃうぞ!言うても人間の魂と霊体が繋がっている部分を手でぶっちぎるか、武器で切るかの違いしかないんやけど。死期が来た人間の魂と霊体を繋げてる部分を裁つのが、死神の仕事なんや。
だから、死神=大鎌みたいなイメージがあるけど、あながち間違ってないんよ。まあ刈り取るのは、魂やのうて霊体と魂が繋がってる部分なんやけどな。
そこから天上に上がれるかどうかは、本人次第やで。自分で上がっていく人や、肉体の痛みが酷すぎて上手く上がれない人はご先祖様が迎えに来たり、もうちょっと人間界に居たいと彷徨ったり。まあフリーダムやね。魂の自由が保障されてる、とも言えるわな。
そんな訳で、死神=生霊やし生前、人殺しとかやった人が押し付けられる?仕事が死神業なんよ。
なので、死神は生霊なので見える人には見えると思うで~。
じゃあ、お前は生前人を殺したのかと言えば~違うんじゃよ。邪神ユーピテルが弥勒菩薩であるワイに求婚した挙句、フラれた腹いせに(私に求婚した時点で彼には奥様が6人いらっしゃいました)弥勒菩薩の魂の完全消滅を狙い、人間に転生させまくりキツい体験をするように仕向けたんや。人は、肉体や精神の痛みに耐えきれなかった時に、魂が割れたり粉々になったりする性質があるんよ。それを利用して、ワイの魂の完全消滅を狙ってたんや。まあ、そのお陰でワイの魂も通常の人の1/10しかない。
そして、今生においても彼の猛攻は止まらず、不必要に死神業なんてやらされたっちゅー訳や。なんでやらされたかと言えば、ワイの祖父の魂と霊体の繋がりを私に裁たせるためにやらせたんよ。私は、前世とかよおーっく覚えている人間やったんやけど、私がかつて母として祖父を産んだ事を覚えていたんや。
それを知った死神仲間が、自分が代わろうかと申し出てくれたんやけど。連続して魂と霊体の繋がり部分を裁ちすぎると、あの世に近い存在になってしまう。ミイラとりがミイラになる、じゃないけど死神が死んでしまう。それも踏まえて、死神は交代制やったんや。
結局、私は邪神ユーピテルの差配によって、かつて産んだ我が子の魂と霊体の繋がりを裁って、天上へと見送ったんや。星占いでユーピテルが担当してる惑星が木星で、ラッキースターなんて呼ばれてるけど、私は絶対嘘やと思う。
自分は、両手でいつも魂と霊体の繋がりを千切っていたんだけど、今でも祖父の繋がりをぶちっと容赦なく裁った時の感触を覚えてるし、未だに泣ける。しょうがないけどな、人はいつかは亡くならないといけないから。
肉体と霊体の繋がりを裁たれた人は、遅かれ早かれ体が動きを止めてやがて死に至る。
要は、人が死ぬ原因を作り出しとるのが死神とも言えるな。
でも、ワイらは死期が近い人間を上位次元体、あり体に言えば天使たちから教えて貰って刈ってるだけやから、自分らからしたら何も悪くないんよ。天使達から教えて貰った、繋がりを裁つべき人を裁ってるだけで。君らの人生を終わるべくして、終わらせてるだけで。
え、なになに?魂と霊体はどこでどう繋がっているのか教えろ?それは、君が死神の役目をした時に学べるから、その時によう覚えておいたらええやん。うちは覚えとるけどな~。この企業秘密は墓場まで持って行くから、そこんとこよろしゅうな。
悪用されたら、重い罰受ける程度にはシークレット情報やねん。
ところで、ワイに対して死神当番を代わろうかと申し出てくれた人は、おばちゃんやったんやけど前世で剣豪だったらしく愛刀である日本刀(死霊)をいつも腰に差してて、めっちゃ格好ええひとやったわ。おばちゃんやったんやけど、ちゃんと着物を着て袴履いて佩刀してさ。髪はショートカットやったから結ってたりしてなかったけど。あの悲しい出来事の中で、唯一気遣いができる人が気遣ってくれた事がめっちゃくちゃ救いやったわ。皆も、誰かが大変な思いをしている時に、一声かける事ができる優しい人間になろうな!


それじゃ、今回も最後まで読んでくれてありがとうな~。