のんびり自分のオカルト体験書いとく78

魂は永遠不滅の存在なので、死んだら無になるとかそんなファンタジーは存在せえへんのやけど。亡くなったら無になるんやと思ってる人は、地球が持つ性質の一つ「忘却」がよく効いてる存在やから、ある意味間違ってないんや。だけどあまりにも無になる説を推してる人を見ると、生温かい気持ちになるわ~。無を推してる人が、己が元宇宙人で外惑星系からこの地球にやって来た事を思い出した後は、赤面ものやと思う。是非、赤面になって欲しいんだぜ。

 

夜は、皆ちゃんと寝ような。
多分、夜中に寝ずに入力して送って来たんだろうな~ってメールが送られて来た経験があるんだけど。
すんごい赤黒い怒りのオーラが文面を全て覆ってしまっているせいで、メールの文章が全く読めなくて、めちゃくちゃ困った事が一度だけあるんよ。メールを開いた途端、パソコン画面からもりもりっと赤黒いオーラが噴出してきてメールの文章全体を覆ってしまいガチで「よ、読めねえ。後、怒りすぎじゃね?夜はちゃんと寝てクダサーイ。後、この怒りの対象は私じゃないのに、私宛のメール文章を入力する際に怒りすぎて結局、八つ当たりになってるぅ~」メールは、印刷したら多少オーラが薄まったので、頑張って読んできちんと返信致しました。
夜に寝ずに作業すると、変に怒りや一つの感情だけ特出して自分の中から噴出したりするから、そういった意味でも夜はちゃんと寝て下さい。
本当の理由としては、大災害なんかが起きる前は夜中に該当の地域の人達全員に対して上位次元の存在からまとめてお達しがあるので、本当に夜中は仕事でもない限り、きちんと就寝して下さい。後生やで。ゲームが好きならポケモンスリープ入れて遊んだらええから。な?

とは言え、夜に起きてしまうのは、自分のペースで自分だけの時間をもっと味わっていたいからやろな~。要は、仕事で殺さざるを得なかった自分を大切にする時間を睡眠を削って捻出している人が多いのが問題なんよな。みんな今日もお仕事頑張って偉い!日本の経済、めっちゃ回してすごいやん。
仕事ってどうしても他人のペース、会社のペースに合わせて仕事をしていかなアカン部分があるし、仕事ができる奴はドンドン進んでいくし。それで焦りは大きくなるけれど、結局はやりたくない仕事やからペースは遅いし、で。仕事の時間としては短くても、精神的な体感時間がアホほど長く感じるんよな。牢獄にいるみたいにさ。
仕事において、己がストレスを感じる部分をきちんと確認したら、意外と満員の通勤電車だけがネックなら自転車で通うとか。他の方法を考えることができるけど。

トータルの結論が、その仕事に向いてないになったら、自分の人生やしちゃんと考えなアカン。人と接するのが苦手なら、間に動物とかを挟んで会話をしたらなんとか会話ができるし、仕事としてやっていける人かもしれん。ペットカフェで働いてみたり、動物園の職員を目指してみたり、獣医とかな。今やったら、ペットホテルなんかが需要があるかもしれへん。
一人で作業するのが向いてるなら、思い切って全ての工程が一人で完結する伝統工芸を調べて学んだりしてもええかもしれんなあ。そういった職場って、大抵少人数やし。うまく輪の中に入れて、皆と息を合わせられるようやったら骨を埋める覚悟で挑戦してみたらええ。ちょい長くなったけど、この話しは以上やで。

 

人にも色々いるように、神様も色々な方がいらっしゃる。
個人的に思い出深い存在と言えば鳥取県にある伯耆国一宮倭文(しとり)神社の御祭神様やんなあ。
初めて参拝した時、普段している通りの祈り「祀られている御祭神様とその神様に繋がっている人と土地が豊かになるように」祈念したんやけど、無反応。いつもやったら、少しくらい感応があるもんやけど、まあ全くのゼロ。正直、なんでかな~と思いつつ神社周辺の木々に「この神域を支えてくれて、ありがとうな~」とお礼を伝えたら木が教えてくれたんや。
即ち、「鳥取県鳥取県民に対する祈りしか受け取らない」と。ええっ、そんな事ある!?
そう思いながらも、再度「鳥取県とこの土地に住まう全ての存在が、末永く御祭神と共に繁栄すること、深く厚く嬉しく思います。また、私のこの祈りを聞き届け叶えて下さったこと感謝申し上げます」そう祈ったら、めっちゃ神様に通じる扉がバーンと開いて祈りが吸われていったのが判ったし、拝殿から温かい気配がぶわっと広がったのを感じたよ。
それと同時に、鳥取県で安産の神様として崇められている理由と意味がよぉーっく分かった気がした。安産の神様としての力は、鳥取県民限定っぽいから気安く他県から来て祈るのはよくないで。
それから、コロナ禍を経て鳥取県の県民が増えたニュースを耳にして「か、叶ってる!」深い驚きと共に倭文神社の神様の実力を感じた出来事やったわ。


今回も最後まで読んでくれて、ありがとうな。

のんびり自分のオカルト体験書いとく77

夏やし、色んな存在のお話しをごちゃまぜでご紹介やで。


京都の鞍馬山に行った時のこと。鞍馬山に入山する前に手を洗う場所があるんやけど、皆さん手を洗わずにスルーしてた。せやけど自分はちゃんと手を洗って何となく上を向いたら、そこの手洗い場にある観音像(だったと思う)がにっこり笑ったんよ。正確に書くと、観音像の口元の上に被さって口角が上がって微笑んだ顔が二重写しになって見えたんや。思わず、ぽかーんとしてしもうたんやけど。みんな鞍馬山へ入山する際は手を洗ってから入ろうな!

 

西日本豪雨の時、深夜の二時に急に眼が覚めたんや。
眼が覚めてまず思った事は、布団の少し上ぐらいに聖なる善き存在の濃厚な気配が残っている事に、まず気が付いた。
多分、寝ている間に夢を通じて何かを自分に知らせてくれたんだろうけど、生憎と思い出せなかった。けれど、自宅近くの川が氾濫するから家族と一緒に逃げないといけない事は何となく察せられた。
実際、この段階で自宅の洋式トイレでは絶え間なく気泡が生まれては、不吉なゴボゴボとした音をずっと立てていた。トイレの配管自体が外から流入する水の処理で手一杯で、菅の中に溜まっていた空気がトイレの中でかなりの量の泡として発生していたのだった。
気分よく寝ていた家族を起こし、車をだして避難所に向かった後は次々に配信される避難指示のメッセージのお陰で中々寝ることはできず、朝になったんや。
昼近くになり、避難所から見える川も水位が下がっている事が確認できたので、自宅に戻った我々は玄関についた水の後に驚く事になった。後、1cmでも高ければ家の中に水が入って来てたのだった。
こういった大きな災害が発生する時は、該当地区に住んでいる人達に向けて緊急のメッセージを上位次元の存在が下さるものなので、みなさん夜はなるべくちゃんと寝て下さい。自分からは、この件については以上やで。

 

名は体を現す。
言い得て妙な言葉やと思う。
ある夜、自分の枕元に誰かがやって来た気配がした。気配はするけれども、見えない。そんな事ってある?そう思いながら部屋に置いていた水晶を片手に、気配の方に向けると水晶が少し弾かれたような気配がした。
誰かが居るのは、解かるけれど見えないのはなんでや?そう思いながら、同じく室内に置いていた鏡台の観音扉を開いたら誰かさんの姿が鏡には映った。
鏡には、ひょろっとした10代後半から20代前半の男性の生霊の姿があったのだ。
かなり驚きながら、どうしてここに来たのか聞くとなんでも彼の名前は「梨男(りお)」と書くのだそう。名前の響きだけ聞くと、お洒落に聞こえるその名には一つ落とし穴があった。
名前の漢字に「梨」が入っているため小さい頃からずっと「なしお」と呼ばれて育ったこと。気づくと自分の存在を消して「なし」にしてしまうようになってしまった。どうしたらいいのか分からず、とりあえず霊能力が高い人に相談したら解決するんじゃないかと思って、夜ここに来たことを説明してくれた。
言霊(ことだま)の力によって存在を弱くしてしまった者は、やはり言葉によって存在を増すしか解決方法がないので、聞けばまだ10代だったので20歳を過ぎたら改名する事と何度も心の中で己は「あるお」だと言い聞かせる事を伝えたら、彼は納得したらしく部屋を去って行った。
キラキラネームがご自身の大切な息子さんや娘さんにとって、両親から初めて与えられた「呪い」にならないように、賢い選択をして欲しいと願わずにはいられない夜やったわ。

 

今回も最後まで、読んでくれてありがとうな。

のんびり自分のオカルト体験書いとく76

夏やし妖怪と出会った体験を語ってくな。


あれは、深夜2時のことやった。就寝していたにも関わらず目が覚めた自分は、なんとなく起きてしまった事もあり何をするでもなくトイレへと向かった。
トイレがある場所には、当然の事ながら手を洗うための洗面台があり、洗面台の上には当然のごとく鏡がかけてあった。
そして、その鏡はまるで墨を流し入れたように真っ暗くらの黒やったんや。
廊下には勿論、電灯がついてるから鏡がその明かりを反射しないといけないし、事実、普段やったら廊下灯の明かりが鏡には反射して映っていたのを何回も見ていたから、余計にその黒さは際立った。そこだけ、ぽっかりと闇が開けてたんや。
自分は、まじまじと真っ黒になった鏡を見つめて「この鏡の先は一体どこに繋がってるんやろ?」そう疑問に思いながら、鏡の向こうへ自分の霊体を少し伸ばして探ってみたら、妖怪が住む荒地みたいな場所に繋がっていた。
慌てて、自分の伸ばした霊体を引っ込めたら鏡の向こうから、何者かが近づいてくる気配がする。気づくと闇の中から赤いなまはげの顔を横に引き伸ばしたような妖怪が、にゅっと顔を鏡いっぱいにせり出して来て『どうだ、怖いだろう?』そう語りかけて来た。
自分は、妖怪との邂逅があまりにも急だったため、めちゃくちゃビビった挙句『ば、バッカじゃねーの!』ツン全開で返答をしたら妖怪は満足したらしく、そのまま鏡から頭を引っ込めて妖怪が住む世界へと戻って行ったのだった。
妖怪は、こちらの世界と繋がっている場所やの向こう側に人が存在していたら、それを感知してわざわざやって来る存在なんやと、この体験から深く学んだのであった。皆も真っ暗になってる鏡の前に立ったらアカンよ。この話しは以上でおしまいやで。

 

みんな「山精」なる一つ目、一本足の妖怪知ってるかな?
ある夜、この妖怪が妻問いに来たんよ。
ぶっちゃけた話し、この妖怪が来るちょっと前に14次元の親元神様(おやがみさま)と深く繋がって、高位次元からバーッとエネルギーが降りて来たのが自分でもわかりすぎるくらい、解かったので『しゅごいいい』とかなってたけど。妖怪まで引き寄せるとか聞いてないよって感じやったわ。
窓の外に、べらぼうに強い妖怪が来てるのが判る。ぷちパニックになりながら、14次元の親元神様に聞いたら「お断りします。と100回言ったらいい」と言われたので、回数も数えないままひたすら頭の中で「お断りします!」と唱え続けたんや。
最初は、ゆっくりとしか頭の中で言えなかった「お断りします!」が回数を追うごとにスムーズに頭の中で言えるようになり、恐らく50回を超えたところで自分の脳にかかる負担がグンと軽くなり、後はひたすら妖怪さんがお帰りになるまで「お断りします!」と唱えてた。
今、思えば私の思考を奪うために脳に干渉をかけて「お断りします!」と言えなくしてたのが、よく解かった。精神干渉をあまり受けた事が無い人やと、簡単にかかってしまうんやないかな?そのくらい強かったので、みんなも普段とは違う思考を自分が持っていたら、その考えがどこから来たのか、ちゃんと気づいて欲しいんや。
ちなみにこの後、ぬりかべみたいな妖怪が窓外に間髪入れず現れてな。「妖怪道中膝栗毛~」とか思いつつ、泣きそうになりながら14次元の親元神様に対処法を尋ねたら「無視するだけでいい」との事だったので、ひたすら無視して別の事を考えてたら窓の外の圧が消えて、妖怪ぬりかべ君は去り、やっと静かな夜が戻って来たんや。
水木しげる先生も、戦時中ぬりかべに出会って手でペタペタとぬりかべに触った体験があると言われてたけど、本当の対処法は無視するやったんやなあと思いました。手で触る事で、逆にぬりかべとしての存在を肯定し高めてしまうから、妖怪がその場から逃げてくれないんだそうな。
自分の妖怪との思い出話しは以上やで。

 

最後に、全く関係ない思い出話でも一つ。
尾崎豊の「15の夜」を初めて聞いた時。あんまりにも暗すぎる&死の香りしかない歌声に出だしからびびって、一体何の曲が流れているのか?その時一緒にいた友人に聞いたところ尾崎豊の名曲「15の夜」だと教えて貰い、有名な歌詞「盗んだバイクで走り出す」が流れてきたので「何でこんな陰鬱な自殺を仄めかすような曲が名曲として賞賛されてるんだ?皆この歌声に宿ってる、どうしようもない死の匂いに気づいていないのか?」めっちゃ疑問に思った20代の夜を過ごした覚えがある。以来、尾崎豊の曲は一回も聞いた事が無い。尾崎豊の曲に関する話しは以上やで。

 

皆、あんまり暗かったり鬱になる曲を聴いたりしたらアカンで!夏は暑いから、他の季節と違って冷静な判断がしにくい時期やということを念頭に入れて生活したってや。
それじゃ、今回もここまで読んでくれてありがとうな~。

のんびり自分のオカルト体験書いとく75

ジバニャンを描いて、うっかり本物の妖怪猫又を召喚してしまった体験を語っていくで~。

 

季節は冬、お正月も終わり自分の職場では地域の催しでどんど焼き&凧揚げイベントに参加するための凧を作る事になった。揚げた凧が、うちの会社の凧だと判るようにしたいので自作の凧に絵を描いて欲しいと工作が得意な職場の人に頼まれ(工作はできても絵心が無い人で去年、自分で描いて揚げた凧が軒並み子供たちに不評でかなりの酷評を貰ったそう。)、私は当時、流行していたジバニャンを心を込めて描き、丁寧に色を塗って仕上げた。地域のお祭りでジバニャン凧は無事に空を飛び、地域の子ども達にも大好評で、ほっくほくの笑顔で職場の人がジバニャン凧を私に進呈して下さったので、ありがたく頂戴して帰った。

 

ジバニャンを知らない人に説明すると、ゲーム「妖怪ウォッチ」に登場する猫の地縛霊にゃんだけど、明らかに尻尾が二つに分かれており猫又の姿をしている濃いオレンジ色の体毛が特徴の猫の地縛霊。

 

頂いた凧をどのように飾ろうか思案したものの、その日は部屋に適当に凧を置いてそのまま就寝。深夜、凧が妖怪がいるの向こう側の世界に繋がっているのが感じられた。その上、凧を通じて猫系の妖怪がざわざわしている気配がする。

 

「あっ、これはジバニャンを心を込めて描いたせいで、ジバニャンの絵が猫系の妖怪が集まる場所に繋がってしまったかぁ~やっちまったなあ~」

 

霊能力高い人、あるある現象が起こってしまっていた。
霊能力が高い人が、心を込めてお札を書けばちゃんとした霊符になるけれど、霊能力が高い人が心を込めて妖怪を描いたら絵を通じて、妖怪が居る世界に繋がってしまうのか~勉強になるわ~やっちまった~。


自分が雪舟だった時、涙でネズミを足の指で描いたら、うっかりそこにネズミの魂が宿って描いたネズミが走り去った時を思い出すわぁ~あれ以来、自分の体液を使って絵を描いたらアカンことは知ってたけど、妖怪もアカンかったかあ~人間とかアニメキャラとかも描くとその人に関係する事象に影響があったり、描いたアニメキャラに関係する人たちに影響があったから。結局、絵を描くなら風景とか植物を描くしかないと思ってたけど、妖怪もアカンのやな~。

 

次の日、苦肉の策として凧を隣の部屋に移して就寝したところ。凧の絵の向こう側で、猫系妖怪たちが怒っている気配が感じられた。
しかし、それ以降は絵から妖怪の気配を感じられなかったので、ほっとして日々を過ごしていたら。

 

ある夜、自分の部屋の中で異物の気配がする。濃密な妖怪の気配。そのまま寝たふりをしていたところ、『ちゅう』と妖怪が鳴いた。
どうやら、凧の絵を通じて猫又が自分が眠っている部屋までやって来た事が『ちゅう』と鳴いた事でよく解かったのだが、いやいやいやいや『ちゅう』って、ネズミの真似をしてくるとかさあ古典落語かよっ!時代は進んでるんやけど、妖怪の世界ではネズミの真似がセオリーなんやなあというか、やって来た猫又は力のある存在やろから、猫又が生きて猫をしていた時代が江戸時代とか古い時代やろうし、それで現代では、もはや誰もしない古典的なネズミの鳴き真似という手法をとってるんやろな。
そして、またもや猫又は『ちゅう』とネズミの声真似をしながら私の右手を両手にとった。
自分の右手は、幽霊を浄霊する際、真理の光を集めて放つので体の中でも一番霊的に密度が高い場所である。そこへ迷わず寄って行き、後ろ足で立って猫の両手で私の掌を取ったが最後、無事に妖怪猫又は浄霊された。
ちなみに浄霊したのは私、ではなく寝たふりをしながらスーパーグレート親切で優しい神様にこっそり猫又の浄霊を頼み、して頂いたのだ。ありがとうございます!神様達!
なんで自分で浄霊しないんや!そう、ぷんすこ怒った人もいるかもしれんけど、右腕に霊力を貯め始めたら、起きてるって気づかれるやん。そこは、真理と言うより知恵やで。

 

そんな訳で、夏やけど冬の怪談を最後まで読んでくれて、ありがとうな!

のんびり自分のオカルト体験書いとく74

◆石切りの太刀

大阪にある石切劔箭神社(いしきりつるぎじんじゃ)に参拝した時のこと。
ここの神社には、神社にしては珍しく宝物殿があったので参拝のついでに寄ったところ。
ご神刀として展示してあった『石切りの太刀』と呼ばれる大きな刀を拝見してみたら、刀のオーラに沿って黒い丸(おはぎサイズ)がぽつぽつと憑いていた。それは、人を切った事がある刀を見た時に、よく目にする現象やった。
刀で切られた人の強い残留思念が丸くなり、刀のオーラに沿って乗っているのが見えているのである。おはぎ大サイズの黒い二つの丸は、この刀を使って誰かが二人切ったと言外に伝えているようにも思えた。
刀の説明文には、一時期このご神刀が行方不明になっていた事が書いてあり、更に元はもっと大きな刀だった旨も記載されていた。
それは、つまりご神刀を使って何者かが誰かを斬った際に発生した刃こぼれなり、刀についた傷を隠すために、ご神刀を誰かに磨り(すり)上げさせて、わざと刀を短くした上に磨り上げさせている期間、ご神刀が行方不明になったと言い訳して信じて貰える立場の人間がそれをしたという事なんよなあ~もう今となっては、誰かは解からへんけどかつての神主さんか、それに近い役職の人やったんやろなあ。
何にせよ、どういった理由で人を切らねばならなかったのか?それはもう分からへんけど、刀の在り様は嘘をつく事無く、かつてあった凶事を今も静かに訴えかけてきてる。

 

◆聖剣エクスカリバー

イギリスに伝わるアーサー王伝説に登場する剣の名前が聖剣エクスカリバーなんやけど。

 

いやー自分、実はアーサー王になる予定やったんやけどさ。

ワイが弥勒菩薩の時にユーピテルからの求婚を断ったせいで彼から逆恨みされてな、ずっとユーピテルから絶え間なく人間に転生させられ続ける虐待を受けとったんよ。

しかも、各人生ごとに神々からの執拗な嫌がらせと虐待を受ける日々やったわ。

アーサー王になる人生も、他人に取られてしもうてな。その上、アーサー王に一介の騎士として仕える人生を生きるように仕向けられたんや。


で、その昔、湖のそばにあった岩に剣の根元近くまで深く突き刺さってた剣があったんやけど。それが、聖剣エクスカリバーやったわ。それを魔術師マーリンの護衛をしながら周囲を警戒していた俺が「アーサー王が来たら、この剣を抜くんだよなあ?こんなの、抜けるのか?」そう思いながら、剣の柄を握って抜いたら抜けてしまったんよ。

物って、素直よな。一体、誰が本当の主かちゃんと判るし忖度とか一切せえへんの。すごいよな。


エクスカリバーをうっかり引き抜いた俺は、慌ててマーリンに「マーリン、エクスカリバーが抜けたんだけど、どうしたら、あっそうか!もう一度、刺し直したらいいのか!」彼に相談しつつ、閃きと共に岩に剣を刺し直そうとしたら「まて!剣は刺し直すな。儂が中古で良さげな剣を買ってくるから、待っていろ」そう言われて、ひどく驚いた上に、本当にマーリンが新古品の剣を一振り買って来たので、その剣を岩に刺して何とかエクスカリバーは抜けたけど抜けてないという体裁を保ち、結局、自分がマーリンを護って亡くなるまで本当のエクスカリバーは俺の大切なパートナーとして、ずっとそばに居てくれた。ちなみに、聖杯も俺を認めて最期、自分がマーリンを護る過程で亡くなるまでそばに居てくれたわ。


伝説とは違い、エクスカリバーイングランドの王として認められたのは自分ではあったけれど、自分は王として君臨も統治もしなかったというお話し。


ただ、マーリンが俺の名前をたくさんあった「アーサー王伝説」から全て消してしまったので、自分の名前は生憎と後世には残っていない。これについては今生、マーリンを呼んだら本人が来たので聞いたらマーリン自身が全て消したと言われたよ。
あの当時、マーリンの護衛をしながらも、俺はマーリンが施した魔術の邪魔をうっかりしたと、わりと本気でマーリンに口角泡を飛ばす勢いで怒られたりしてたからな~マーリンなりの意趣返しだろうと思う。

 

沖田総司の刀

皆さん、幕末に新選組の一員として活躍した沖田総司をご存じかな?
ある日、新選組の隊員と愛用の刀をセットで紹介している本を読んでたら、ちょうど沖田総司の項目で思わず「沖田総司の刀は加州清光かあ」声に出していた。すると、一振りの刀の幽霊が自分の左側に急に現れた。
全身灰色で死霊としての刀は初めて見たな~そう思っていたら刀が「沖田総司加州清光です」更には「安定をお願いします」それだけ言って、ふわりと消えてしまった。
刀は、先端部分の〝ふくら”が顔で〝横手”と呼ばれる筋が入っている部分が口らしく背側ではなく、よく砥がれた刃(やいば)側をこちらに向けて喋ってくる。この夜も、刃(やいば)を向けられながらしゃべり始めたのでちょっと怖いな~そう思いながら聞いた。
あと、刀は喋れるけど元人間でも何でもないので大体、舌ったらずで何を伝えたいのかよく考えないといけない。私は加州清光が同じく沖田総司に使われていた「大和守安定(やまとのかみやすさだ)」の魂を探しているんじゃないかと見当をつけた。
早速、瞑想をして意識を日本全体に広げ「沖田総司の大和守安定」と心から呼び掛けてみるが反応が無いので、どうやら刀自体はその生を終えているらしい。
仕方が無いので、自分は幕末期に亡くなった人たちの未浄化霊たちが眠る死者の階層へと意識を落とした。青黒い夜に煌々とした満月が灯る、京都の街に自分は立っていた。そこには、京都の道いっぱいに志に敗れた侍達の魂が折り重なり眠っていた。
そこで、「沖田総司の大和守安定はいるかい?」声をかけたら、なんとなく山積みされた武士たちの魂の下から反応がする。折り重なった武士を一人一人のけて行くと、そこに一振りの刀の死霊を発見した。
「や。こんな所に居た。私は高杉晋作、君は沖田総司の刀の大和守安定だね。君の相棒である加州清光が君の魂を探していたから、迎えに来たよ」自分はかつての前世での名前を名乗り、大和守安定を未だ眠れる魂の間から引き抜いて浄霊した。
その日の夜、夢を見た。暖かな草原みたいな場所で、沖田総司が二振りの刀をそれぞれ手に持ちキラキラとした陽光がはじける光の中に佇んでいる。どうやら、加州清光は大和守安定が浄霊されて天に昇った事が解かったらしい。未だに天に昇らずにいた大和守安定を心配して、きちんと解決できる人に頼んでくるとか、めちゃくちゃ人間に対して見る目がある加州清光の刀もある意味凄すぎる。刀、侮りがたし。

 

◆にっかり青江

にっかり青江について知らへん人に説明すると、にっかり笑う女の幽霊を切った事から、この名前が付いた刀の事なんよ。
ある日の夜、自分は有名な日本刀のフルカラー冊子を読みながら『にっかり青江か~』などと思いながら本を読んでいたら、ふいに自分の左側に刀の生霊がやってきた。
勿論、沖田総司の項目で説明した通り刃(やいば)をこちらに向けた状態で〝横手”あたりから、声が頭に響いてきた。『私は にっかり青江です。あなたをお守りします』それだけ伝えて、すうっとにっかり青江の生霊は消えた。
え、ま護る?守る?えええ、女性が人生で言われたい台詞をあっさりと言われた!?ええええ。これは、にっかり青江を好きになる人が増える!増えて下さい!
その日の深夜、いきなりよくわからないドロドロに覆われたヘドロ状態の死霊二体に急に寝込みを襲われて、『うわあー!こういった幽霊に憑かれたら、それを体から出すの大変なんだよぉ~!』そう考えながら、頭に思わず両手を当ててうつむいたところ。
急に周囲の気配が変わったので、思わず顔を上げると生霊のにっかり青江がスッと現れヘドロみたいな死霊を袈裟斬りに切り上げ、再びすうっと消えたんや。恐らく、にっかり青江に因縁のある死霊に襲われたんだと思うんやけど。不思議な事件やったわ、謎に自分が襲われた事も含めてな。
刀然り、鉄製品は霊体やエネルギーを切る波動を出しているから幽霊を切る事ができるのと、襲って来た死霊たちが日本刀で切られる事が生きる上で起こりうる時代に生まれた人たちであった事が幸いした。死霊は、にっかり青江に切られた事により完全に自分たちの死を悟ったらしく、その場から消え去ったんや。


そんな訳で、ワイの刀語りはこれにて閉幕。最後までお付き合い下さりサンキューやで!

のんびり自分のオカルト体験書いとく73

広島県比婆山にいるとされるUMAヒバゴンなんやけど、地元の人はヒバゴンは卵生の生き物やと思ってるみたいやけど、実は胎生の生物やって聞いたことがあんねん。
あれは、広島県三次市で開催された水木しげる氏をはじめとした京極夏彦先生が出演する『怪』という雑誌のトークショーでのことやったわ。今から10年以上前にあった講演なんやけど。
そこに、三次市出身の人形作家である辻村寿三郎先生がヒバゴンの正体について語って下さったんや。
なんでも辻村先生が幼い頃には、お祭りの日になると顔から体中、毛むくじゃらだけど着物を着た男の人が山から下りて来ては縁日で山で獲った蛇を売ってたんだそうな。言葉は「うーうーうー」と言うだけで喋れなかったけれど、蛇を売って得たお金で何かしらを買っては、また山へと帰って行ったそうな。辻村先生は、お祭りの時だけ会う事ができる彼の存在が非常に印象深くて覚えていたんだそう。
だけど、第二次世界大戦後から彼は一切、山から下りて来なくなった。
そして、先生の記憶の通りの存在なら、ヒバゴンは多毛症(狼男症候群)の人間で恐らくは加齢により、もう生きてはいないだろうとの事やったわ。
ワイからヒバゴンの正体について知っている事は、以上やで。

 

ところで、皆さん死ぬ瞬間について覚えてはる?
自分、死ぬのは全然怖くないんやけど、死んだらあの世に行くだけやし。だけど、自分は死ぬ間際にごっつう体が痛いし苦しいのが本ッ当に嫌でさあ。楽に、痛みも苦しみもあまりなく今生は亡くなりたいと願うばかりなんよ。
で、なんでこんな事を急に語り始めたかと言えば。
自分が預言者ムハンマドイスラーム教の創始者)をやってた時に、アヌンナキに月に連れて行かれてさ、生きたまま解剖されてそのまま亡くなった体験があるんよ。あの時は、麻酔を打たれてたから解剖時における肉体の痛みは無かったけれど、眼はしっかり覚醒していて自分の顔の皮膚が剥がされてアヌンナキがわざわざ俺に見せつけるために皮膚の裏側を見せたりね。兎に角、あれはあれで地獄やったなあと。


なんでそんな事になったかと言えば、俺が14次元の親元神様(おやがみさま、イスラーム教だとアッラー)の教えを皆に広く伝えているのが、まあ彼らアヌンナキ達にとって気に食わなかったんよ。

当時、地球上で最大の武力を持つアヌンナキに「聖者の肉体を調べたいから、我らと共に月に来い。そこで解剖を受けて貰う。その代わりにイスラームの信者に手を出さないと誓おう」そう言われて、貰ったのが契約の石やったんや。

月に連れて行かれる最後の日まで、信者が長い列を作って自分に会いに来てくれた事が本当に嬉しかったよ。ありがとうな信者の皆さん。アヌンナキは、地球上における最強の種族で我々人間達は彼らに逆らうなんて毛ほども考えられないくらいだった。そのくらい、文明レベルに差があったんや。
お別れの日がやって来て、俺はアヌンナキに両手を拘束されて宇宙船に乗せられてさ、月にある基地に連れて行かれて、解剖、解体されて亡くなった訳なんやけど。

自分の肉体の両側に一人ずつ合計二人のアヌンナキが自分の肉体を解剖&解体をしながら「14次元の親元神様を知る人間は、普通の人間と比べて肉体に違いがあるから(上位次元体と)繋がれていると思ったんだが、そこら辺にいる人間となんら変わりがないな」そう笑いながら解体の手を休める事なく言い合っていたのが、最後の記憶になった。もしかしたら、月にはまだ解体されたムハンマドの肉体が残ってるかもしれへんなあ。


ちなみに、アヌンナキが持っているミステリーバッグは様々な種の〝精子”が入った種バンクなんよ。松ぼっくりに見えるやつは、注射器やね。松ぼっくりの先端を皮膚に軽く押し付けただけで注射ができる優れ物や。ワイとアヌンナキとの思い出は以上やで。
それとこれは忠告になるんやけど、アヌンナキは地球上における支配者じゃないと気が済まへん宇宙人やから、ホンマ彼らとの接触には気をつけたってや。後生やで、彼らに自分ら程度の優しさを期待する事なんてできない種族なんや。酷い目に遭うかもしれへんって、頭の片隅に必ず入れておいてや。ワイからは以上やで。

 

ギリシャ神界なんやけど、ゼウスを筆頭に名のある神々は正直、悪神なんよ。
クロノスとティターン神族、ガイアとギガンテス達はかつてゼウス達と戦って負けたけれど、善神やった。善き神々は戦事は苦手だったから、誰かを倒すとか考えたことも無い存在ばかりやったからな、当然のごとく負けてしもうたんや。そんな訳で、地球上の主だった神々は悪神ばっかりやし、ゼウスとかアテナ特にアテナはガチでヤバイ神なので祈ったらアカン神ナンバー1や。彼女は戦の女神なんかじゃなく、猟奇殺人大好き女神やし人を殺す事になんのためらいもあれへん存在やで、ホンマにアテナにだけは祈らんといたってや。詳しくは、のんびり自分のオカルト体験書いとく45を見てな。

 

それじゃあ、今回も最後まで読んでくれてありがとうな☆彡

のんびり自分のオカルト体験書いとく72

小・中学生の時に、同じクラスの女子が同じ人生をループしてた人だったぽい記憶がある。


まず、その子はクラスの中で一番大人びてたし、何よりその事に気が付いたのが小学生の卒業アルバムに掲載する将来の夢に彼女だけ〝薬剤師”と書いていたのだ。
別に今だったら、看護師よりも実入りがよく、全国各地に就職先がある花形とも言える職業だ。きっと、何の違和感も感じられない職だと思うかもしれない。
でも、この卒業アルバムにおける将来なりたいものが書かれた時代は、今から30年前の事でありネットの萌芽すらない時代の事である。
私は、卒アルにおける彼女の将来について目にした瞬間、一体どこからこんな情報を得て夢を書いたのだろう?随分、現実的だけど看護婦や医者じゃなくて薬剤師?医療現場に詳しい人が親戚にでもいるのかな?そんな事を考えてしまう程度には、彼女の夢だけやたら具体的で、まるで未来を知った上で書かれたように思えた。
あの当時は、病院に薬局が併設されている事もなく、そも薬剤師という職業の人と接する機会はゼロだったと言ってもいい。


何より、田舎の小学校だったこともあり私は彼女の父が自動車修理工場で働いているメカニックだと知っていたし、彼女のお母さんは、ごく普通のパート主婦だった。どこにも医療関係の香りがしない家族構成だったから、余計に彼女の夢を疑問に感じたし、何より違和感を覚えた。
彼女だけ、いつも小学生のガワの中に30代の女性が入っているように見えてならなかった。


それに加え、彼女は絵がやたら上手かった。色の出し方が、そもそも小学生じゃなかった。小学生の時分だと大抵、絵の具を使う時は、あまり混色はせずに色を塗ってしまうものだ。
だけど、彼女だけは混色を重ね、その上、色の彩度をある程度合わせた色を作っては塗っていた。もうこの時点で、私は彼女だけ違う次元にいると感じたし、少しの焦りと恐怖すら抱いた。
ひどく老成した印象を与えながらも、爽やかに笑う彼女は一体、何者なんだろう。


その疑問は、ネットが隆盛し2chの掲示板が登場、そこにオカルトスレが立てられ、そこで初めて〝人生がループしている人達”の書き込みを見つけて、やっと氷解したのだった。
きっと彼女も、ループしていたんだろうと思う程度には、当時の彼女は大人びていて、ともすれば子供を演じようとしている部分があったから。そんなに彼女と親しくなかった自分がそう感じていたのだから、むしろこれは異常だと言い換えてもいいだろう。ギフテッドだったんじゃないか?そう思う人がいるかもしれない。
もしそうだったら、申し訳ないけれど。彼女の中にいる、彼女の精神が年老いているようにいつも見えていたから、私見ではあるけれど彼女はループしていたと思う。ギフテッドの人達は、年相応の精神体が肉体の中に見えるけど、当時の彼女の肉体年齢とイコールの精神体じゃなかったから、やはり過去に飛ばされたんだと思う。


どうして彼女の人生がループしているのかは、全く分からないけれど。念願の薬剤師になって、幸せに暮らしているといいなと思いました。ループ者の話しは以上。

 

皆様に、過去世の記憶の思い出し方を一つ伝授して進ぜよう。
人は、過去世で住んだり行った事のある土地を歩いたり、長時間そこにいると過去世を思い出す事ができます!以上。
そんな訳で、過去世に住んでた場所に行った事で過去世の一つを思い出した体験を語っていくで!


ある時、ワイは自分のことが知りたいと思い、思い切って霊能力者の人に視て貰ったんよ。
したらば、「あなた足利尊氏やってたわよ。京都の綾部に行ったら足利尊氏だった時の記憶を思い出せるみたい」そんな事を言われたからには、面白そうだと京都の綾部市に早速行ってみたんや。
何より、霊能力者の人がスマホもパソコンも何も見ずに、足利尊氏の出身が京都の綾部だと言い当てた事がすごすぎて感動した事もあってなんよ。当てられると、人はすぐ信じてしまうんや。
綾部市は、上品で落ち着いた街やったわ。
駅から歩いて足利尊氏菩提寺に行った自分は、そこで驚愕の体験をする事になったんよ。
お寺への階段を一段、一段上がる度に足利尊氏として生きていた時の記憶が次々に甦ってきて、お寺の山門をくぐる時には涙をアホみたいに流してたわ。こんなに泣きながらお寺の門をくぐったのなんて、生まれて初めての出来事やったわ。
足利尊氏やってた当時の自分は、戦はできても政治は全くアカン奴やったから優秀な部下に執政の舵を足利尊氏である自分を通じて執って貰う事だけ考えてたわ。部下になった奴には大抵「うまく私を使うように」って言ってた。勿論、お命を狙ってくる奴は自前で全部返り討ちしてた。無駄に殺気とかに敏感やったからなあ。ちゃんと一発で心臓に刃が入って、楽に絶命できるように刺してた。お陰で、無駄に怖がられたけど。
自分が殺されそうになる時は、何となくわかった。そういう時の空気は、どこか大抵ピリピリしててひりつくような雰囲気が流れてたから『これは俺の命を狙って来る奴がいるな~』って解かったから、後は懐刀で返り討ちするだけで良かったんよ。
ある時、直前までうまく殺気を殺せていた奴が短刀を握りしめて襲い掛かって来たんだけど、人は人を殺すのにためらいが生まれる存在だから、足利尊氏を殺すのに数秒逡巡したのね。その隙に、足利尊氏であった自分は懐刀を取り出して相手の心臓を突いて、倒れ行く彼に対し「惜しかったな」そう声をかけた時もあった。
やけど、さすがに晩年は反省して、戦で亡くなった人たちを顕彰するための慰霊塔を立てたり、妻と母親を大事にしたり自分のお墓は大きくなくてもいい事を伝えたりしてたなあ。
綾部市にある足利尊氏菩提寺には、正に自分が願った通りのサイズの石で造られた墓が残ってて。良かったな~ってなったわ。石って重いからさあ、無駄にデカイ墓は人足(にんそく)を困らせるだけなんよ。

 

そんな訳で、自分が過去世で生活していた場所に行って過去世での記憶を思い出した話しはこれでお仕舞。
今回も最後まで読んでくれて、ありがとうございました。