のんびり自分のオカルト体験書いとく67

俺は、いい子じゃねえからよお、これからサンタクロースの正体について語っちまうぜ?かわい子ちゃんの皆様におかれましては、可愛くない事実を覚悟して読み進めていってくれよな!


で。
ぶっちゃけサンタクロースの起源は、星にある。
対象の星は、北極星
ちなみに、世の人の圧倒的☆勘違いがサンタクロースを爆誕させた。
主な原因としては、贖罪をしに世界中を走り回っているネロ皇帝の姿がサンタクロースの元になった、と考えられるんよ。

 

そして、恒例だけど自分の霊学的なサンタクロース体験を語っていくぜ。
あれは、今から十数年前、冬の走りの季節だった。その日は休日で、私は仕事の疲れもあって昼過ぎてもお布団にくるまってダラダラしていたら、突然、真北の方角からエネルギー体がこちらに向かってやって来るのが感じられた。
え、なんだ?何かがやって来る気配、ばりする!
しかし、休日であり怠惰の極みを堪能していた私は、とりあえずよく解からないから頭まで布団をかぶり、真北からの使者を実に無気力なまま迎えた。
唐突に壁から出現したエネルギー体は古代ギリシャの男だった、明らかに古代ギリシャっぽいサンダルに柔らかなクリームイエローの貫頭衣。
そして、背中には大黒様よろしく白くて大きな袋を背負っていた。彼は、どこからともなく広辞苑くらいはありそうな、ふっとい巻物を取り出しシュルル~と気持ちの良い音をさせながら該当箇所を表示させ、「あったあった。この人だ、間違いない」巻物に視線を落としながら、実に勝手に納得し、背負っていた袋から白いほら貝のような物を「これこれ」と言いながら取り出し、口にくわえたので、さすがの私も「な、なんだ?何かしてくる!?か、構えておいた方がいい?」布団の中であわあわしていたら、何と貝の口から、ぶおーっと炎が飛び出し布団ごと私を包み、私のオーラ内の穢れを燃やし尽くして浄化したのだった。
瞬間、私は「この男の人、ネロ皇帝!?自分は、ネロ皇帝の時代は、彼が指揮する戦争に参加したような」ぶわっと甦った記憶と、どうしてこういった事を体験することになったのかを、一気に理解した。
それをギリシャメンも察したのだろう、満足そうに袋を背負い直し「あーいそがしい、いそがしい」そう言いながら、真南へと駆け抜けて行った。

 


まとめると、自分の寝所にやって来たのはかつてローマを騒がせたネロ皇帝だった。うんうん、書いてて「あっこれ、女性向け中華系の異世界転生もので、後宮の女官に転生したら皇帝が寝所にやって来てー!?」の現代版やわ。
ワイ、異世界ものが流行する十数年も前に、体験済みやったんやな。ええか、皇帝に迷惑をかけられた体験をしておくと、皇帝が合法的に?寝所に侵入しに来るんやで。
ただ、迷惑をかけられた皇帝が北極星から地球にやって来た宇宙人の転生者である事が前提やけどな。
北極星からやって来た宇宙人さん達は、カルマの支払いについて独自のシステムを採用しているらしく。人間としての生を終えると、カルマを支払わないといけない全ての人が記載された、ごんぶとな巻物と白い袋を渡される。この時、着ている服が真っ赤であればあるほど、罪が深い証拠。ただ、いろんな人にカルマを支払っていけば、赤→緑→黄→白になっていくんだそうな。真北からやって来たのは、北極星からやって来た存在達が使える霊道みたいなものがあって、それが目当ての人がいる場所へ向かって真北から侵入して真南から出て行き、また真北から侵入する事ができる霊道なんだそうな。なんでやねん!って言いたいけど、それが彼らにとって一番使いやすい道みたいなんや。北極星からやって来た彼らと波長が合うのが、そういった霊道なんやろうね。
そして、昔の人は真北からやって来た、赤い服を着て白い袋を背負い、しかも袋の中からプレゼントを取り出して渡してくれるなり、その場で使うなりしてカルマの贖罪としての贈り物をくれるネロ皇帝なんかを見ている訳で。
そんな、北極星からやって来た皆さんのカルマの贖罪の旅を見て、サンタクロースという存在が爆誕したというのが、ネロ皇帝との体験を通じてひしひしと感じられた。
特にネロ皇帝が別れ際に言った「あーいそがしい、いそがしい」発言は、明らかにサンタクロースを感じさせる響きがあったし、言外に「サンタクロースの元ネタ、俺だから☆彡」感が漂いまくってたわ。亡くなっても、自己主張が激しい人やんなあ。

そんな訳で、サンタクロースの元ネタはネロ皇帝やで!よろしゅう~な話しは以上やで。まあ、ホンマはカルマの贖罪としてのプレゼントだの贈り物を貰わんほうがええ筈なんよ。


今回も、最後まで読んでくれて、ありがとうな。ええ、夢見たってや~。え?サンタクロースは煙突からやって来る、はどこからきたのかって?たまたま真北に、暖炉と煙突があるお宅が多かったからやない?ほなね~。