山口県光市に熊野神社がある。
私は、この神のいない神社に毎月通い、私の得意技の一つである神が降りて来る柱を立てたんや。
数年後、神社には立派な光の柱が立ち、知り合いの霊能者に『あの神社、ようやく光が宿り始めたね。』そう言って来たので、私が毎月通って柱を立てた事を説明するとめっちゃくちゃ納得してくれました。ふふ、嬉しいね。自分の努力が、ひっそり誰かに認められた瞬間って最高。
さて、その神社へは桜の並木道が参道になっている。なので、春は賑やかでちょっばかり騒がしい。
ある時、普段、何もない桜の並木道の始点の両脇に、常人だと見る事ができない阿吽の表情をした稲荷の石像があった。
そいつらは、四角い石柱(160cmくらい)の上にデーンと鎮座しており。それらを見た私は、『あっこの神社、稲荷の狐達についに見つかってしまったか~。』そう思いはしたけれど、この神社に足蹴く通い神が降りてくるよう光の柱を立てたのは、間違いなく私なので気にせず参道を進んだ、ら。
ぐいっと、襟首をつかまれたので振り返ると激おこぷんぷん丸MAXな、石像化を解いた狐達が私を睨んでいた。
『おのれ、何の用があってここに参る!』
石像化を解いた狐が、口角泡を飛ばす勢いで注意をして来た。
この時の私は、ユーピテルお得意の呪いが100個近く全身を覆ったThe汚物状態だったので、神社を汚されると焦ったのだろう、かなり声を荒げて聞いて来た。
ちなみに、これらの呪いは私専用なので神社を汚すとかは一切ない。ただ、私が汚物に見えるほどの呪いの量だった。
『これ、この場所は現代(いま)において神跡(しんせき)が残る場所!何用か!?』
が、これを聞いた私はスッと静かになり、全身に怒りが湧き満ちた状態になった。
『この場所に柱を立て、神が降りて来ることができるよう、育てたのは私だ。本当に神跡(しんせき)であるならば、何故、今の今までお前たちに発見する事が出来なかったのか?それを説明する事がお前たちはできるのか?』
『ぐっ、そ、それは…。で、では、お前は神なのか!?神であるならば、人間に対して貢献をしていないと成れない筈…!』
尚も、狐は納得がいかないと常人がそのような事が出来る筈がないと、言い募る。
『私が人から送られた名は、神功皇后。かつて三韓征伐の折に、国を助け民草を助けた者。もし、これ以上の功績が必要ならばお前たちも神では』
ない。そう続けようとしたが、賢しい狐に遮られ、続ける事ができなかった。狐さん達の神格を下げる機会を逃してしまったけど、まあ、仕方ない。
『くそっ、本物か!』
どうやら、私の来歴ロールを読んだらしく石像化を完全に解いて狐達は去ったんだけど。
何だか、稲荷達が可哀想になったので?それ以降、その神社には一切参っていないので、まだ柱が立っているかどうかは不明。
ちなみに、私の来歴ロール(食べ物ではない。)は、非常に長いので、狐君達も見てびっくりしたと思います。私が地球で一番の年長者だからね。
はは、ちなみに京都にある籠神社の神に対しても参拝時に『この神社に対する敬意が足りない。』みたいな事を言われたので、『お前こそ、我は神功皇后なるぞ。自分の神社に祀られている皇祖も判らんとは、お前は神では無いな。』と受け応えて、わざと神格を落とした事もあったなあ。めっちゃ黙って、お返事くれなかったわ、可愛い~。皇祖に対する礼儀がなっていない神には、本気で怒るよ。
そんな訳で、ここまで読んで下さり誠にありがとうございました!